現代の鳥居耀蔵を見逃すな!!
僕が嫌う3大歴史上の人物の1人が鳥居耀蔵です
鳥居耀蔵がどういう人物か簡単に言いますと
水野忠邦が天保の改革を行ったときに目付や南町奉行として江戸の市中の
取り締まりを行いました。
容赦ない取り締まりで市民からは嫌われておりました。
さらにこの時代の西洋の技術を毛嫌いして優れた技術を持っていた蘭学者を弾圧したりもしております。
もっと簡単に言うとバカで時代遅れの考えに固執して新しい考え方をもっているやつに絡むだけのバカです。
しかし権力だけは持っていたので多くの人を弾圧しその中には私怨や感情で処罰した人もおりました。
はっきりってこれだけでも嫌いですがこの時代の人が西洋の技術を恐れたり理解できないのは分からなくもないし、弾圧も職務の一環としてやったのなら少しは責任も軽くなるかもしれません。
しかし僕が一番こいつのやったことで嫌いなのはその後で自分の陣営の旗色がわるくなると上司を速攻で裏切って改革派に寝返ったことです。
それまでの同僚や上司の弱みを調べておいてそれを手土産に寝返ったのでした。
改革派の意見に賛同したわけではなく保身のための裏切りです。
これは時代に関係なく嫌いな理由です。
もう一度言いますが西洋技術が嫌いだったり理解できないのはこの時代の人ならばみなそうですから分からなくもないです。
簡単に裏切ったこととそのための準備が周到過ぎることが嫌いな理由です。
しかも鳥居耀蔵はその後、裏切った上司がもう一度復活して幕府中枢に返り咲いた時に恥知らずな事に今度は改革派を裏切ってかつて裏切った上司のもとに寝返ろうとするんです。
信念も何もなくただ保身だけを考えるクズです。
最後は職務を解任され20年以上幽閉されましたがハッキリ言えば死刑にならなかったのが不思議なくらいの所業です
今の時代も様々な分野で新しい理論や技術を取り入れようとする人達とそれを邪魔するバカな老害がいます。
すでに老害の中で何人かはいかにも「昔から私は新しい考え方を支持してました」
みたいな顔をしてテレビに出ていたりする人もいます。
しかしいまはネットで調べればその人がいつどんなことを言ったのかは分かります。
保身だけを考えて寝返るような現代の鳥居耀蔵には騙されないようにしっかりと
僕たち1人1人が監視の目を光らせていかなければいけないと思いました。