それなら一院制にしちゃおう
前回の日記では一票の格差を解消するために人口に応じた議席の再配分を
全国的に行うのが良いのではと書きました
その場合は700人の議員が誕生しますのでいまの衆議員議員の議席よりも
大幅に増えてしまいます。
別に増えること自体は悪い事ではないのですが、もしも国会議員の数を抑制したいと
考えた場合にはどうすればいいのか。
今の議員定数は衆議員が465人 参議院が265人で合計730人
僕が前回提案した方法だと700人ですからむしろ減ります。
よく2院制だと衆議員の暴走を参議院が止める事が出来るといわれたりしますが
実際は衆議員の優越がありますからあまり意味がないように思えます。
仮に衆参両院ともに与党が多数派なら二院制が意味ないですし
参議院で野党が優勢でも衆議員の優越があるため結局は衆議員の意見がそのまま通ってしまう。
二院制そのものが意味がないと思うのです。
ただし参議院の制度にも良いと思う所はありまして半数改選なのは良いと思います。
衆議員は任期が4年で途中の解散もあるとはいえ一度選挙が終わると与党の優勢が固定化されやすく権力は腐敗しやすい気がします。
半数改選で任期は4年にすれば少なくとも2年毎に選挙がありますから与党も緊張感をもって政治に取り組むようになるでしょう。
すぐに実現は出来ないかもしれないですが選挙区を改正したうえで中選挙区制での1院制の実現を希望します。