仮想で中選挙区制をやったらどうなるのか
僕は今の時点でのベターな選挙制度は比例なしの
中選挙区制、どの選挙区も当選者は3か4人でと思っております。
以前もそのような記事を書きました。
どうすればいいのか考えて取り合えず小選挙区で
比例代表当選者は考慮せず
当選者に対して惜敗率が60%以上の候補を当選させる
これで全選挙区のデータを見てみて仮想中選挙区を実施してみました。
実際は小選挙区制なので本当の中選挙区にはならないですが雰囲気としてどのように数字が動くか興味がありやってみました
結果がこちらになります
公明党 8人→17人
与党 226人→325人
立憲民主党 18人→43人
希望の党 18人→90人
共産党 1人→5人
維新の会 3人→14人
社民党 1人→2人
野党 41→154人
無所属 22人→37人
以上の結果になりました
自民党も公明党も議席は伸ばしましたがもともと勝っている選挙区が多いので
伸び率は1.4倍
それに対して野党は前回は負けたけども惜しかった選挙区が多かったので
伸び率は3.7倍
これでも政権交代は出来ませんが実際に最低でも3人以上の当選者がでるように選挙区を分けた場合は3位にもう1人当選する人が出てきます。
いまの与野党のまま選挙が行われた場合は公明党か別の野党候補での一騎打ちになりますが惜敗率がギリギリの自民、公明にもう1人の候補者にまで票を分割する余裕はない気がします。
逆に野党側にはどの選挙区でも一定の票は取れている共産党がいるので3人目の当選者は共産党、ないしは共産党が応援する候補になる可能性が高く、中選挙区制の場合は政権交代は可能だと思います。
次の選挙では政策についてももちろん野党共闘が絶対条件ですが、選挙制度についても次の次の選挙では比例廃止、中選挙区を導入する前提で共闘して全小選挙区で野党統一を擁立するような対応をぜひやってもらいたいです。