働かざる者食うべからずは呪いの言葉です
【働かざる者食うべからずは呪いの言葉です】
Twitterでも何度も何度も言っていますしタイトルが一番言いたいことを言っているのですがこのころ場についてもう少しブログで詳しく掘り下げていこうと思います
今の日本では食うために働かないといけないという仕組みがあります。
そして働かざる者食うべからずという価値観がまだまだ強いです
この2つの仕組みと価値観は明日にでも変えていかないと全員が苦しむことになります
理由はこちらです
人間は作業で機械には勝てないから
食うために働いている人の仕事はいわゆる作業に分類される事が多いと思います。
そして作業は機械が得意とするもので絶対に人間では勝てないんです
100キロの荷物を100キロ先に届けようとしたら人間なら
5人がかりで4日くらいかかります。
車を使えば積み込み作業を含めても
高速で2時間あればドライバー1人でできます
このように作業で人間は絶対に機械に勝てないんです
それなのに食べるためのお金を仕事で稼ごうとする
そして食うために仕事をする事が尊いと思い、その裏返しで
仕事が出来ない人を蔑む
こんな社会は誰も幸せにしません
いまはドライバーの人は仕事がありますが
自動運転システムが発達すれば確実にドライバーの仕事は減ります
その時に食うために働こうとする限り取れる対応は1つしかありません
「給料は安くていいので働かせてください」
機械のコストよりも人を使う方が安ければ会社はその人を雇うと思いますが
給料は下がり、休憩時間はカットされ、残業もつかない
そして給料が上がることは絶対にない
【機械は性能がどんどん上がるし価格も安くなっていく相手である以上人間の給料は下がることがあっても上がることは絶対にない】
この感じで時代が進めば人間が壊れていくだけです
価値観を変えていかなければいけません。
働いている人だって来年には機械に負けて仕事がなくなるかのしれないんです
その時に誰かに助けてほしくても
「去年は働かざる者食うべからずとあなたは言っていたよね」
と言われたときに言い返せますか?
働いていない人を蔑んでも良い事は何一つありません
働かなくても全員が食べて寝て遊べる社会を作るようにした方が
全員が幸せになれます