自分達が成長しても相手がそれ以上に成長していたらそれは後退です
いまの時代は経済成長は自国だけで完結するものではありません。
本当に成長できているのかというのは相手国との比較で結果が出るものです
タイトルにも書いていますが自分が2歩進んでいても相手が3歩進んでいたら
それは1歩下がっていることになるんです
そして日本経済は間違いなくそうなっています
IMF、先進国成長予想引き上げ 感染拡大受け日本は下方修正 | ロイター
世界の平均が6%の成長なのに日本は2.8%の成長、これは実質的に衰退していることになります。
比較してみるとこちら
先進国平均も下回り、中国とはほぼ2倍の差がついています。
この状況が20年以上も続いているのですからもはや
日本は先進国ではないと言えます
IMFはアメリカの成長予測を上方修正していますがその理由がこちら
米国の成長率は、2021年が7.0%、22年を4.9%と予想。バイデン大統領が目指す約4兆ドル規模のインフラ・教育・家族支援計画が議会を通過すると想定し、4月の予想からそれぞれ0.5%ポイント、1.4%ポイント上方修正した。
簡単に言えば
アメリカでは国がお金を出してどんどん国民に配ったりインフラを整備するから
成長すると言っているんです。
国が成長するためには国がお金を民間に投資したり給付することが絶対条件です
それなのに日本はこんな状況
雇用保険料引き上げ検討、厚労省 財源逼迫、雇調金支給4兆円超え(共同通信) - Yahoo!ニュース
逆に国民から金を絞り取ろうとしています
これでは経済は成長するわけないですし、海外との差はどんどん広がるばかりです
財政支出無き成長はありえないことは海外の結果を見れば明らかです
日本も大規模は財政支出をすればまだまだ成長するポテンシャルはあります
いまならまだ間に合います